研究概要

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触媒反応をはじめ多くの化学反応は,物質の表面あるいは界面で起こる.従って,物質の表面・界面における微視的構造評価と制御は,化学反応の本質的理解および新機能物質の創出において極めて重要である.本研究室は最先端計測技術を駆使し,物質表面・界面で起こる化学反応の動的挙動を高感度に捉え,表面・界面構造と反応活性との関係を調べ,表面構造設計による新規材料の創製を目指す.

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2023年03月23日

本研究室の叶 深 教授が,公益社団法人日本化学会第40回学術賞を受賞されました.おめでとうございます!

授与機関:公益社団法人日本化学会
賞名: 第40回学術賞
受賞タイトル:固液界面の構造制御による反応機構の解明と機能性の開拓
受賞年月日:2022年12月21日

2023年03月01日

令和4年度の博士・修士の最終審査発表会および卒業課題研究発表会が行われました.
皆様,卒業おめでとうございます!

学部課程(第4講義室,3月1日・3月2日)

石田 南菜子「実電池環境下におけるリチウム酸素電池放電時の一重項酸素の検出」

平出 武「リチウム酸素電池において発生する一重項酸素の燐光測定装置の開発」

根本 航太「その場赤外分光測定によるリチウムイオン電池の固体電解質界面(SEI)被膜の観測」

常川 響「和周波発生振動分光法を用いた高分子接着界面の分子構造の解明」

酒井 颯太「エバネッセント場蛍光顕微鏡による人口チラコイド膜形成過程の観察」

星 拓視「RNAプローブによる光合成タンパク質Assenbly中間体の検出」

修士課程(第4講義室,1月31日~2月3日)

篠崎 志織「リチウム酸素電池における一重項酸素のその場測定」

古木名 俊希「酸素雰囲気下におけるグラフェン電極表面反応のAFM観察」

谷口 凛「光化学系Iの単一分子分光の新展開: 特殊な葉緑素クロロフィルfの結合部位の同定および電子移動速度の見積」

博士課程(第4講義室,1月24日~1月26日)

彭 宝緒「Role of oxygen on the formation of solid electrolyte interphase by online electrochemical mass spectrometry」

発表会終了後,国分町に繰り出し,卒業記念のパーティーを行いました.

卒業記念パーティーの様子や集合写真はこちら(パーティーの様子全体の集合写真学士の皆さん修士・博士のみなさん).

幹事を務めてくれた中畑君・曽篠君をはじめレク係の皆さん,ありがとうございました!

2023年02月20日

当研究室D1の神成さんが,半年間の留学を行うイリノイ大学 アーバナ・シャンペーン校へ向けて出発されました.

しばし研究室が寂しくなります.お身体には気を付けて!