研究概要

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触媒反応をはじめ多くの化学反応は,物質の表面あるいは界面で起こる.従って,物質の表面・界面における微視的構造評価と制御は,化学反応の本質的理解および新機能物質の創出において極めて重要である.本研究室は最先端計測技術を駆使し,物質表面・界面で起こる化学反応の動的挙動を高感度に捉え,表面・界面構造と反応活性との関係を調べ,表面構造設計による新規材料の創製を目指す.

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2022年11月21日

11月20・21日に,アクティブリゾーツ宮城蔵王にて開催された,2022年電気化学会東北支部・東海支部合同シンポジウムに当研究室の井上助教,神成さん,根本君,平出君が参加されました.

その中で,当研究室の博士1年の神成さんが発表された,

高濃度電解液を用いたリチウム酸素電池のカソード極表面における反応機構の考察

が,学生優秀発表賞として表彰されました.神成さん,おめでとうございます!  (写真1)

2022年10月25日

10月25日,材料科学国際共同大学院プログラム(GPMS)主催のシンポジウムが行われ,当研究室D1の神成さんが座長として担当されたセッションにて,海外の著名な先生方にご講演いただきました.発表者は以下の三人でした.

Andrew A. Gewirth 先生(アメリカ イリノイ大学)

題目:Electrodeposited Metal and Alloy Catalysts for Electrocatalysis

Jian-Feng Li 先生(中国 厦門大学)

題目:In situ Raman Monitoring of Electrochemical Reaction Process

神成 幸輝(当研究室 D1)

題目:Revealing solvation structure of cathode surface in highly concentrated electrolytes in Li-O2 batteries by Surface-Enhanced Raman Spectroscopy

先生方,興味深い発表及び活発な議論をありがとうございました.

2022年10月13日

10月13日に牛越橋のふもとにて,毎年恒例の新入生歓迎会として芋煮会を行いました.

曇っていたこともあり10月中旬にしては少し肌寒い日でしたが,新しく研究室に配属された3年生や研究生の方々を交え大いに盛り上がりました.

集合写真はこちらです.企画の中心となってくれたレク係の平出君,石田さんや買出し班の皆さん,ご苦労様でした.