2024年03月04日

令和5年度の博士・修士の最終審査発表会および卒業課題研究発表会が行われました.
皆様,卒業おめでとうございます!
学部課程(大講義室,2月28日・2月29日)

  中畑 征也「オンライン電気化学質量分析法によるナトリウムイオン電池の固体電解質界面の形成過程のその場追跡」

  幾野 紘介「和周波発生振動分光法によるリチウムイオン電池用バインダーの界面接着構造の解明」

  曽篠 一蕗「新規合成途上の光合成タンパク質の単一分子分光解析のためのオリゴ核酸プローブ法の開発」

修士課程(第四講義室,1月30日~2月2日)

  岡本 理花「顕微吸収分光法を用いた電極表面反応のその場定量評価」

  永井 隆太「リチウム酸素電池のカソード極反応に伴うグライム系電解液分解のその場分赤外分光追跡」

博士課程(第四講義室,1月25日~1月29日)

  張 先駿「Excitation-Emission Spectroscopy of Photosynthetic Proteins and Cells via Cryo-optical Microscope」

発表会終了後,卒業祝賀会に加え駅前に繰り出し卒業記念の二次会を行いました.(卒業生+2二次会の様子

幹事を務めてくれたレク係の皆さん,ありがとうございました!

2024年02月27日

2024年2月16日に米国イリノイ大学化学科のANDREW A. GEWIRTH教授が当研究室を訪問されました。
Gewirth教授は電極材料の表面・界面の構造と反応性に関する基礎研究において世界をリードしており、近年,次世代ニ次電池と電気分解の電極触媒材料の研究開発にも注力しています。今回は東北大学材料科学国際共同大学院の講義のために来日され当研究室主催の学術講演会も行いました。Gewirth教授は当研究室の院生を2名留学生として受け入れてくださっており、今回も様々な研究交流により更なる親睦を深めました。(写真1. 写真2. 写真3

 

2023年12月21日

北海道大学 名誉教授,国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS) フェローの魚崎 浩平先生から,ご自宅で栽培されたミカンをいただきました。おいしいみかんを囲み、みんな笑顔でお話も弾みました。魚崎先生、いつもありがとうございます!

2023年12月05日

博士2年の神成幸輝さんが優れた研究成果をご評価いただきBest Poster Awardを受賞しました。おめでとうございます。
■Best Poster Award:The 6th Symposium on International Joint Graduate Program in Material Science and Spintronics 
"Investigation of Cathode Reactions in Lithium-Oxygen Battery and Sodium-Sulfur Battery by Vibrational Spectroscopy"(2023.12.1)

2023年12月04日

当研究室D2の栗冰冰さんが,半年間の留学を行うイリノイ大学 アーバナ・シャンペーン校へ向けて出発されました.写真

新しい挑戦を心から応援しています。

2023年11月27日

当研究室に日本学術振興会(JSPS)の外国人招へい研究者として採択されたSONG Wenbo教授がお見えになりました。SONG先生は中国吉林大学化学系の教授であり,高感度バイオセンシングや電気化学触媒に関連する研究に従事しています(Google Scholarのリンクはここにある).
SONG先生は2023年10月9日から日本に滞在され,期間中は東北大学理学研究科化学専攻をはじめ,東北大学工学研究科や東北大学多元物質科学研究所の関連研究室を訪問し,様々な学術交流を行いました.また,学術講演会を実施したほかに,電気化学会東北支部主催の第53東北電気化学セミコンファレンスにも参加し,東北地方の多くの研究者とも交流しました.さらに,東北大学での研究交流に加え北海道大学,物質材料研究機構,お茶の水女子大学,大阪大学などをご訪問の後11月26日無事に帰国されます.SONG先生が仙台から離れた際に,研究室のメンバーとの記念写真はここ 写真2写真3
SONG先生,ありがとうございました.

2023年11月16日

本研究室の3名が研究に対する努力をご評価いただき各賞を受賞しました。おめでとうございます。

  ■受賞者:張 先駿(D3)

  2022年度 中国国家優秀自費留学生賞(中国国家留学基金管理委員会より,2023.6.20)

       「先端な顕微鏡分光法による光合成生物のエネルギー移動のメカニズムの可視化」

 ■受賞者:岡本 理花(M2)

  優秀講演賞:電気化学会・東北支部「第54回セミコンファレンス・第36回東北若手の会」(2023.11.13)

  「顕微吸収分光法による電極表面反応のその場時空間分解測定」

 ■受賞者:根本 航太(M1)

  優秀ポスター賞:電気化学会・東北支部「第54回セミコンファレンス・第36回東北若手の会」(2023.11.13)

  「電極反応に伴う有機電解液分解への表面増強赤外分光法によるアプローチ」

2023年06月18日

6月18日,化学教室の伝統の野球トーナメントである野副杯の一回戦が広瀬川仲ノ瀬緑地野球場にて行われました.当研究室は理論化学研究室および放射化学研究室との合同チームとして出場しています.一回戦の対戦相手は三年生チームでした.

前々日の大雨の影響が心配されましたが,試合当日は最高気温30度越えの草野球日和(?).試合は両チーム合わせて3本のホームランが飛び交う大熱戦となり,結果は7-6で有物・理論・放射合同チームの勝利,二回戦進出を決めました! 三年生の皆さん,いい試合でした,ありがとうございました!

二回戦の対戦相手は分析化学研究室・有機分析化学研究室合同チームです.

2023年04月17日

4月17日,化学教室 懇話会主催のスポーツ大会が開催されました.およそ4年ぶりの開催です.本研究室も和田研・米田研との合同チームとして出場しました.

卓球・バレー部門では一回戦で敗退となってしまいましたが,見事にバドミントン部門での初優勝・全体部門準優勝を飾ることができました!

記念に合同チーム全体で写真を一枚.

和田研の皆さんと米田研の坂下君,一緒に戦ってくださりありがとうございました!

2023年04月06日

4月からHaque Lamiaさんがカリフォルニア大学 リバーサイド校から,半年間の留学生として本研究室のメンバーに加わりました.

Lamiaさんの歓迎パーティーを兼ねて,4月6日に西公園にて研究室の花見会を行いました.

当日は夕方まで少し雨もぱらつくような空模様でしたが,いざパーティーが始まると少しずつ晴れ間も見え始め,無事綺麗な夜桜も楽しむことができました.

企画してくれた中畑君,曽篠君をはじめレク係の皆さん,買出しをしてくれた皆さん,ありがとうございました.

そしてLamiaさん,有機物理化学研究室へようこそ.日本での勉強や研究活動を楽しんでいってください!(別日に撮影した集合写真はこちら

2023年04月05日

1月末の博士課程最終試験に合格され,博士号を取得された彭さんが中国に帰国されました.

帰国される前日に,研究室で記念写真を一枚.

彭さんのさらなるご活躍をお祈り申し上げます.

2023年03月29日

3月27日~29日に東北工業大学 八木山キャンパスにて開催された電気化学会第90回大会に,弊研究室の叶先生や井上先生,D1の栗さん,M1の永井,B4の石田さん,平出君,根本君が参加しました.

叶先生の特別講演[1]に続いて各学生も口頭発表を行い [ 2, 3, 4, 5, 6 ],おおいに議論を楽しみました.

これにて2022年度の大きなイベントはすべて終了となりました.あっという間に次年度がやってきますね.

新天地に行かれる皆様も,引き続き研究室にのこられる皆様も,健康に楽しく過ごしていきましょう!

2023年03月23日

本研究室の叶 深 教授が,公益社団法人日本化学会第40回学術賞を受賞されました.おめでとうございます!

授与機関:公益社団法人日本化学会
賞名: 第40回学術賞
受賞タイトル:固液界面の構造制御による反応機構の解明と機能性の開拓
受賞年月日:2022年12月21日

2023年03月01日

令和4年度の博士・修士の最終審査発表会および卒業課題研究発表会が行われました.
皆様,卒業おめでとうございます!

学部課程(第4講義室,3月1日・3月2日)

石田 南菜子「実電池環境下におけるリチウム酸素電池放電時の一重項酸素の検出」

平出 武「リチウム酸素電池において発生する一重項酸素の燐光測定装置の開発」

根本 航太「その場赤外分光測定によるリチウムイオン電池の固体電解質界面(SEI)被膜の観測」

常川 響「和周波発生振動分光法を用いた高分子接着界面の分子構造の解明」

酒井 颯太「エバネッセント場蛍光顕微鏡による人口チラコイド膜形成過程の観察」

星 拓視「RNAプローブによる光合成タンパク質Assenbly中間体の検出」

修士課程(第4講義室,1月31日~2月3日)

篠崎 志織「リチウム酸素電池における一重項酸素のその場測定」

古木名 俊希「酸素雰囲気下におけるグラフェン電極表面反応のAFM観察」

谷口 凛「光化学系Iの単一分子分光の新展開: 特殊な葉緑素クロロフィルfの結合部位の同定および電子移動速度の見積」

博士課程(第4講義室,1月24日~1月26日)

彭 宝緒「Role of oxygen on the formation of solid electrolyte interphase by online electrochemical mass spectrometry」

発表会終了後,国分町に繰り出し,卒業記念のパーティーを行いました.

卒業記念パーティーの様子や集合写真はこちら(パーティーの様子全体の集合写真学士の皆さん修士・博士のみなさん).

幹事を務めてくれた中畑君・曽篠君をはじめレク係の皆さん,ありがとうございました!

2023年02月20日

当研究室D1の神成さんが,半年間の留学を行うイリノイ大学 アーバナ・シャンペーン校へ向けて出発されました.

しばし研究室が寂しくなります.お身体には気を付けて!

2022年12月27日

2022年12月より,厦門大学から李 振剛さん,中国科学院長春応用化学研究所から張 冬玉さんが留学生として本研究室のメンバーに加わりました.

また,お二人の歓迎会を兼ねて(冬玉さんは残念ながら不参加)研究室の忘年会を行いました.(遠刈田温泉 さんさ亭 にて)

今年一年お疲れさまでした.来年も楽しく研究活動をしていきましょう.

 

2022年11月21日

11月20・21日に,アクティブリゾーツ宮城蔵王にて開催された,2022年電気化学会東北支部・東海支部合同シンポジウムに当研究室の井上助教,神成さん,根本君,平出君が参加されました.

その中で,当研究室の博士1年の神成さんが発表された,

高濃度電解液を用いたリチウム酸素電池のカソード極表面における反応機構の考察

が,学生優秀発表賞として表彰されました.神成さん,おめでとうございます!  (写真1)

2022年10月25日

10月25日,材料科学国際共同大学院プログラム(GPMS)主催のシンポジウムが行われ,当研究室D1の神成さんが座長として担当されたセッションにて,海外の著名な先生方にご講演いただきました.発表者は以下の三人でした.

Andrew A. Gewirth 先生(アメリカ イリノイ大学)

題目:Electrodeposited Metal and Alloy Catalysts for Electrocatalysis

Jian-Feng Li 先生(中国 厦門大学)

題目:In situ Raman Monitoring of Electrochemical Reaction Process

神成 幸輝(当研究室 D1)

題目:Revealing solvation structure of cathode surface in highly concentrated electrolytes in Li-O2 batteries by Surface-Enhanced Raman Spectroscopy

先生方,興味深い発表及び活発な議論をありがとうございました.

2022年10月13日

10月13日に牛越橋のふもとにて,毎年恒例の新入生歓迎会として芋煮会を行いました.

曇っていたこともあり10月中旬にしては少し肌寒い日でしたが,新しく研究室に配属された3年生や研究生の方々を交え大いに盛り上がりました.

集合写真はこちらです.企画の中心となってくれたレク係の平出君,石田さんや買出し班の皆さん,ご苦労様でした.

2022年09月28日

助教としてTomar Deepak博士が着任されました.また,新しく三年生3名(幾野  紘介,曽篠 一蕗,中畑  征也)が配属されました.さらに博士課程1年の栗 冰冰さん,研究生の張 普涵さんが研究室のメンバーになりました.有機物理化学研究室へようこそ.

2022年09月08日

9月は学会シーズンということで,本研究室の学生も様々な学会にて発表を行いました.発表を行った学会と発表者のリストを掲載します.

2022年 電気化学秋季大会@神奈川大学 (神成)

日本分析化学会 第71年会@岡山大学 (井上・岡本)

化学系学協会 東北大会@岩手大学 (彭・酒井)

第16回 分子科学討論会@慶応義塾大学 (永井)

第60回 日本生物物理学会年会@函館 (柴田・谷口)

2022年09月06日

北海道大学 名誉教授,国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS) フェローの魚崎 浩平先生から,ご自宅で栽培されたブドウをいただきました(写真).

研究室の皆で美味しくいただきました.ありがとうございました!

2022年08月02日

先日,今年度の3月をもって研究室を卒業された髙田さんのお母様より研究室への贈り物として,韓国のりとコーヒー各種をいただきました.(写真

皆で美味しくいただきました.ありがとうございます!!

2022年04月15日

当研究室主催で,横浜国立大学の宇賀田 洋介さんによる学術講演会が行われました.講演題目は「リチウム系二次電池用の濃厚電解液のイオン伝導メカニズムと電池適用」です.

2022年04月08日

当研究室の井上賢一助教は,令和四年度の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しました。おめでとうございます.

授与機関:文部科学省

賞名:令和四年度 文部科学大臣表彰 若手科学者賞

受賞題目:先進的非線形分光による界面ダイナミクスの研究

受賞年月日:2022年4月8日

2022年03月01日

令和3年度の博士・修士の最終審査発表会および卒業課題研究発表会が行われました.

また,卒業課題研究発表会の最後に優秀な卒業発表に対して与えられる平間賞の授与式があり,当研究室の永井が物化系の代表受賞者として選ばれました.平間名誉教授から直接,記念品であるベンゼンを模した3Dクリスタルを授与されました.(写真) 平間賞は今回が第10回目となり,これが最後回ということでした.
皆様,卒業おめでとうございます!

学部課程(大講義室,2月28日・3月1日)

岡本 理花「顕微吸収分光法を用いたリチウム金属表面の反応性のその場定量」

小沢 大樹「酸素濃度変化によるリチウム酸素電池の放電反応の反応機構に関する検討」

金田 直也「光化学系I assembly 中間体の単分子分光と時間分解蛍光解析」

坂下 晃輔「電気化学インピーダンス測定による酸素電極反応に伴う電極溶液界面構造の解析」

永井 隆太「その場赤外反射吸収分光法による酸素電極反応に伴う有機電解質溶液の分解反応の研究」

増竹 悠紀「光増感剤によるモデル生体膜への相互作用及び酸化反応の研究」

修士課程(大講義室,2月1日~2月4日)

神成 幸輝「リチウム空気電池のカソード極反応機構におけるアセトニトリル系電解液のリチウム塩濃度依存性の検討」

山本 貴士「ヘテロダイン検出和周波発生分光法を用いたホスホリパーゼA2による脂質膜分解反応過程の研究」

博士課程(青葉サイエンスホール,1月25日~1月27日)

藤田 祐輝「細胞内微視領域での時間分解蛍光分光を目指した低温顕微鏡システムの展開」

発表会終了後,研究室内で卒業記念のパーティーを行いました.卒業者の全員に対し,研究室のメンバーで選んだ卒業記念品を贈り卒業をお祝いしました.企画をしてくれたレク係の平出君,石田さんをはじめとして,プレゼントを選んでくださった皆様,ありがとうございました!(記念写真 四年生修士以上全員)

2021年12月22日
今年度において,研究室のメンバーらは以下の受賞があり,おめでとうございます.
井上賢一先生,令和3年度科学計測振興基金・科学計測振興賞,受賞題目は「先進的非線形分光法の開発と界面ダイナミクスの解明」
張先駿君(D1),令和3年度科学計測振興基金・多元物質科学奨励賞,受賞題目は「先端の顕微鏡分光法による脂質二重膜の物性理解に基づくチラコイド膜の生理機能の解明」
神成幸輝君(M2),72nd Annual Meeting of the International Society of Electrochemistry 学生ポスター賞,受賞題目は「Oxygen Reactions in Highly Concentrated Electrolytes Studied by in Situ Surface-Enhanced Raman Spectroscopy」
張先駿君(D1),2021年度日本生物物理学会 学生発表賞,受賞題目は「励起スペクトル顕微鏡と超解像イメージングで明らかになったステート遷移におけるチラコイド膜の不規則な構造変化」
2021年12月17日

 当研究室の助教であった葛愛民先生および訪問大学院生の徐呈暘君(南京航空航天大学)が2021年12月17日にて中国へ帰りました.また,訪問大学院生の周達君(USTC)と王少華さん(長春応用化学研究所)は秋にすでに帰国しました.彼らは研究室の皆と非常に親しく,欠かせない存在でしたので,大変寂しく思います.コロナ感染症拡大の中,生活に不自由がいろいろあるにも関わらず,活発な研究活動を支えてくれたことに深く感謝します.記念として(写真1写真2写真3写真4)をアップします.皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます.

2021年10月01日

三年生六名(石田 南菜子,酒井 颯太,常川 響,根本 航太,平出 武,星 拓視)が正式に当研究室に配属されました.有機物理化学研究室へようこそ!

2021年03月05日
令和2年度の修士論文発表会と卒業課題研究発表会は大講義室にて行われた.久しぶりの対面方式の発表ではあるが,皆様がそれぞれの研究内容について見事に発表した.おめでとうございます!
(修士課程,2月3日)
髙田俊智,極低濃度オゾン環境下における肺サーファクタントの酸化機構の考察
橋本恒也,金電極における酸素の電気化学的還元と発生反応に関するインピーダンス解析研究
張先駿,励起スペクトル顕微鏡および超解像イメージングによる緑藻チラコイド膜の形状記憶効果の観測
(四年生,3月2日)
石塚智大,リチウム空気電池カソード反応の溶媒依存性-表面増強ラマン散乱法による検討-
古木名俊希,グラフェン電極を用いたリチウム空気電池のカソード表面反応観察
篠崎志織,リチウム空気電池カソード反応における一重項酸素の定量
谷口凜,光化学系Ⅰ単一分子分光による近赤外光合成を担う色素の帰属
藤本佳奈,不飽和リン脂質単分子膜の極低濃度オゾン酸化におけるヘッドグループの影響
新型コロナウイルス禍の中,祝賀会が開催できなく,昨年と同様に,三年生らの企画で卒業生の皆様へのプレゼントを贈呈した(記念写真四年生四年生+MC2三年生全員
2020年12月05日

当研究室B4の藤本佳奈さんは「表面・界面スペクトロスコピー2020」(2020.12.4~5)において,「不飽和リン脂質単分子膜の極低濃度オゾン酸化における親水基の影響」の題目でポスター発表をし,ポスター賞に受賞されました写真).おめでとうございます!

2020年11月01日

近藤徹先生が2020年10月30日付で東京工業大学・生命理工学院・生命理工学系のテニュアトラック講師(JSPS卓越研究員)として栄転されました.先日,研究室の芋煮に合わせて近藤先生の送別会も開催しました写真.新天地で近藤先生のご活躍を大いに期待しております.

2020年10月01日

新しい三年生六名(小澤大樹,岡本理花,金田直也,増竹悠紀,永井隆太,坂下晃輔)が正式に当研究室に配属された.有機物理化学研究室へようこそ.これからも一緒に楽しく研究と勉強をしましょう

2020年09月28日

井上先生は第13回(2020年度)分子科学会奨励賞を受賞しました.受賞題目は「時間分解ヘテロダイン検出振動和周波発生分光法の開発と界面ダイナミクスの解明」です.おめでとうございます.

2020年09月25日

韓向斌君は理学博士の学位を取得しました.博士論文の題目は「Development of Oxygen Reduction Redox Mediator based on the Structural Designof Anthraqunone for Lithium-Oxygen Battery」.おめでとうございます.

2020年03月04日

 新型コロナウイルス感染症のまん延の最中,仙台の町へ出かけられず,3月4日に卒業発表会の後,研究室内にささやかなパーティを行った.前月,修士論文発表に合格された小林君と楊君とともに,卒業を祝った.卒業者の全員に三年生らがプレゼントを選び,スタッフらにより手渡された.本当におめでとうございます!.お祝い会の企画と準備に当たり,幹事を初めて担当した藤本さんと石塚君に感謝(写真123456,撮影者:古木名君).

2020年03月04日

 令和元年度の東北大学理学部化学科の卒業課題研究発表会は2020年3月3日から3月4日の日程で化学教室第一講義室にて行われた.当研究室の四年生の四名(神成,丸山,矢後,山本)がこれまでの卒業研究成果を立派に発表した(写真1).最後までに努力し続ける姿勢に大いに感心した.この経験を活かして,自分の成長の力になってほしい.発表会の最後に,優秀な卒業発表に与えられる平間賞の授賞式があり,当研究室の神成君は物化系の代表として見事に得られ,平間名誉教授から直接記念品が授与された(写真23).皆さんにおめでとうございます.

神成幸輝「その場ラマン分光法を用いたリチウム空気電池カソード極における反応機構の解明」

丸山春香「超酸化物イオンの不均化反応に関する研究」

矢後友里江「植物から抽出した全合成タンパク質の単一分子蛍光スペクトル解析」

山本貴士「界面選択的分光法を用いたリン脂質単分子膜の加水分解反応機構の研究」

2019年12月20日

昨年の秋保温泉に続き,2019年の有機物理化学研究室の忘年会は作並温泉の「岩松旅館」で開催されました(集合写真はここ).皆さん,一年間お疲れさまでした.新しい気持ちで2020年を迎えましょう.

2019年10月04日

新しい三年生五名(石塚智大,古木名俊希,篠崎志織,谷口 凜,藤本佳奈)が正式に当研究室に配属された.その歓迎に合わせて芋煮会を企画したが,昨年と同様に雨のため室内で行った.10月から研究室に加入してきた彭宝緒氏と周達氏の歓迎と研究室から去る森山君の送別も兼ねた.仙台風,河南風と山形風の芋煮を作り,美味しく食べて,楽しく会話をした.矢後さんをはじめこの会を準備してきた皆さんに感謝.これから,研究室一団となり新しい研究にチャレンジしよう.

2019年08月24日

東北大学理学部化学科と台湾大学凝集態研究中心の共同ワークショップ”Electrochemical Energy Conversion Research”は本日,仙台で開かれた(プログラム).若手研究者の研究内容を中心として活発に発表・議論した.福井大学工学部の青木先生と陳先生も招待講演者としてワークショップに参加した.最後に,一部の参加者が撮った記念写真はここにある().

 

2019年07月31日

2019年東北大学オープンキャンパスは7月30日と31日の二日間に開催された.当研究室は,「電気と光のエネルギー変換」の題で理学部化学科の「公開実験」に参加し,(1)高いエネルギー密度をもつリチウム空気二次電池の試作と(2)高効率的な太陽光エネルギー変換を担う分子たちの実験と展示を研究室全員参加で行った.来場された高校生らに好評され,用意された500部のテキストはすべて配布された.会場で作られた数々のコイン型リチウム空気電池はここにある.研究現場であまり見られない質問や説明に追われ,研究室の皆様も新しい体験をした(写真12345).最後に参加者全員の記念写真をとり,一番町で院試入試壮行会を兼ねて皆様の労をねぎらった.

 

2019年06月29日

東北大学理学部化学科の第33回物理化学系研究室合同「川渡セミナー2019」は,6月28日から29日までに東北大学川渡共同セミナーセンターにて開かれた.量子化学研究室の藤井飛鳥教授と当研究室の井上助教が興味深い研究成果を発表した.ポスターセッションにて,当研究室の楊君と髙田君がそれぞれの研究進展を報告し,他の研究室の方々と熱心に議論した.その後,鳴子温泉を楽しんでから,夜遅くまで議論が続いた.あいにくの雨だったが,Conrad氏の送別に兼ねて教室にて記念写真を撮った.

2019年06月20日

6月17日(月)から,イギリスのNottingham大学化学科のConrad Holc博士(Lee Johonson研究室)が当研究室を訪問し,6月28日までに二次電池に関する共同研究を行います.Holc博士は,Cambridge大学化学科から修士号(Prof. Clare Grey)を取り,Oxford大学化学科から博士号(Prof. Peter Bruce)を取得しました.本日の午後,Holc博士は研究室のゼミで自分の研究内容を紹介し,皆さんも熱心に議論に参加しました.これからの共同研究の発展にも期待します.

 

2019年06月03日

今年度の化学科三年生の希望者が当研究室を見学しました.研究内容の説明後,餃子パーティーを催しました.美味しい手作りの餃子を食べながら,先輩やスタッフと様々な会話を交わし,楽しい時間を過ごしました(写真).韓さんと矢後さんを中心に研究室全員で積極的に準備してくれて,ご苦労様でした.

2019年05月31日

化学科野球大会野副杯第一回戦(牛越緑地運動場)が行われ,有機物理化学研究室は量子・有分との合同チームで寺田研・和田研・高橋研の合同チームと対戦しました.試合は延長8回5対5で引き分けでしたが,残念ながらじゃんけんで負けたため敗退しました.楽しいスポーツを満喫した一日でした.皆様の雄姿を写った写真もあります().

2019年04月15日

化学科のスポーツ大会が青葉山体育館で開催されました.有機物理化学研究室は三年生との合同チーム(H組)で参戦しました.バレーボールの決勝では,無機化学(飛田研)と計算分子科学(森田研)の合同チームに競り勝って見事に優勝しました!!卓球とバドミントンの試合は一回戦で負けてしまいましたが,来年またチャレンジしたいと思います.夕方からは,大町西公園で花見を行い満開の桜を観賞しながら歓談しました.

2019年03月27日

本日,東北大学の卒業式が行われました.当研究室の藤田祐輝君は理学修士号を,渡辺祐大君・佐藤和季君・高田俊智君は理学学士号を取得しました.おめでとうございます!これからの飛躍を期待しています.記念写真はここ().残念ながら高田君は欠席.

2019年02月15日

当研究室の高田俊智君(B4)が学・生命科学研究科 合同シンポジウム2019 ポスター賞を受賞しました.受賞題目は「極低濃度オゾンに曝露される不飽和脂質単分子膜の構造安定性」です.おめでとうございます.

2018年11月07日

当研究室の学術論文"Origin of the Overpotential for the Oxygen Evolution Reaction on a Well-Defined Graphene Electrode Probed by in Situ Sum Frequency Generation Vibrational Spectroscopy"がアメリカ化学会の J. Am. Chem. Soc. 誌の速報として受理されました.おめでとうございます.

2018年10月11日

新しい三年生が中心となり,恒例の芋煮会を準備していましたが,あいにくの雨で研究室のゼミ室内で行いました.OSUのHeather Allen教授と本専攻の森田教授も飛び入りで参加して下さりました.

2018年10月01日

新しい三年生が四名(神成幸輝,丸山春香,矢後友里江,山本貴士)当研究室に配属されました.これからの活躍を期待しています.また,近藤徹先生がMITから着任しました.

2018年09月15日

当研究室の学術論文"Surface-Restructuring Differences between Polyrotaxanes and Random Copolymers in Aqueous Environment"がアメリカ化学会のLangmuir誌に受理されました.この仕事は東京医科歯科大学の由井先生との共同研究によるものです.

2018年08月31日

TINCI社のLe YU博士に「Electrolyte for High Energy Density Lithium Ion Battery」のタイトルで学術講演会を行っていただきました.TINCI社は,リチウムイオン電池に用いられる電解質溶液の世界最大規模の生産供給元で,YU博士はその最高技術責任者(CTO)を務められています.

2018年08月27日

院試の打ち上げパーティーと佐藤君の公務員試験合格祝いをゼミ室で行いました.ピザや韓さんが中国から持ってきたお土産を食べながら,皆さんで歓談しました.暑い夏に勉強してきた四年生の皆様はご苦労様でした.これからも頑張りましょう.

2018年07月27日

四年生(渡辺君,佐藤君,高田君)の大学院入試の壮行会としてバーベキューパーティーを行いました.産総研の佐藤縁博士も飛び入り参加してくださりました.

2018年07月12日

復旦大学化学科のCai Wenbin教授に「C2 Alcohol Oxidation in Alkaline Electrolyte: Mechanisms and Electrocatalysts」のタイトルで学術講演会を行っていただきました.

2018年06月29日

第32回物理化学系研究室合同川渡セミナーが,東北大学川渡セミナーセンターで行われました.数理化学研究室の河野教授と本研究室の叶教授がそれぞれ講演をしました.活発なポスターセッションの後,温泉入浴・ディスカッションと続きました.

2018年06月25日

Nottingham大学化学科のLee Johnson博士に「The Rechargeable Aprotic Li-O2 Batteries」のタイトルで学術講演会を行っていただきました. Johnson博士は,Oxford大学化学科Bruce教授のグループでリチウム空気二次電池の基礎研究を活発に行っておられました.

2018年06月19日

大阪大学工学研究科応用化学専攻の桑畑進教授が,物理化学の集中講義のためご来訪されました.素晴らしい講義で大好評でした.その後,理学部化学教室の一般雑誌会講演会として学術講演会を開催し,「不揮発性イオン液体で切り開く新しいナノ技術」のタイトルで講演していただきました.

2018年04月16日

化学科スポーツ大会が青葉山体育館に行われました.有機物理化学研究室と有機分析化学研究室の合同チームは,卓球試合で第三位となりました.卓球の優勝は錯体化学研究室,準優勝は三年生の準優勝でした.来年こそ,優勝を目指して頑張ろう.

2018年03月02日

化学専攻が主催する懇話会送別会が,仙台国際センターで開かれました.当研究室からは,M2三名(出澤,松本,永澤)とB4一名(小林)が卒業・進学しました.本当におめでとうございます.その後,研究室の二次会もあり,夜遅くまでみんなで歓談しました.

2018年02月21日

当研究室主催でWolfgang Kautek教授(University of Vienna)の学術講演会が行われました.講演題目は"Mechanical and Thermal Coupling of Ultrashort Laser Pulses with Solids"です.

2018年02月08日

東北大学大学院理学研究科化学専攻の修士課程最終試験において,当研究室から三名が発表し,見事合格しました.おめでとうございます!

 出澤拓磨           タンパク質中金ナノクラスターの生成過程及び発光特性

 松本季大           金ナノ粒子へのナノ秒レーザーパルス照射に伴う光熱変換過程における発光現象

 永澤廣知         極低温共焦点顕微鏡による光合成タンパク質アセンブリ中間体の探索

2018年01月25日

分子科学研究所で開かれた研究会「電池の分子科学:理論と実験のインタープレイ最前線」に,井上,渡辺,佐藤,叶が参加し,二次電池に関する基礎研究の最先端の研究成果について勉強しました.

2017年12月26日

昨日のMC2の内審査に加え,研究室の最終報告会が開かれました.三年生は初めて研究成果の発表をしました.その後,国分町に繰り出して忘年会を賑やかに行いました(手羽一郎仙台店).一年間,お疲れさまでした.

2017年12月10日

ALCA-SPRING次世代蓄電池運営総括(PO)の魚崎先生と評価委員の出来先生,佐藤先生,及び事務局担当のご一行が当研究室をご来訪されました.

2017年11月20日

新しい有機物理化学研究室のホームページが公開されました.

2017年11月19日

化学科の三年生(渡辺祐大君,佐藤和季君,高田俊智君)が当研究室に配属されました.ようこそ,有機物理化学研究室へ.

2017年11月02日

当研究室主催でPansu博士(CNRS)の学術講演会が行われました.講演題目は"Light and Reactive Oxygen Species (ROS) Production from Gold Nano-Rods"です.

2017年11月01日

助教の井上賢一先生が理化学研究所から着任されました.

2017年10月30日

当研究室主催で田中賢教授(九州大学・先導化学研究所)の学術講演会が行われました.講演題目は"生体親和性に優れた診断・治療用ソフトバイオマテリアルの設計と製品化-生体高分子と合成高分子の共通点:中間水の基礎と応用-"です.

2017年08月01日

秘書の外崎さんが着任されました.

2017年07月14日

小林君の院試壮行会が開かれました.

2017年04月19日

寒い小雨の中,大町西公園で研究室の花見を行いました.その後,研究室歓迎会も行いました.

2017年04月01日

東北大学大学院理学研究科化学専攻有機物理化学研究室に,北海道大学触媒科学研究所の叶深が教授として着任しました.